分類彙整:詩抄

樺美智子2

樺美智子墓誌:「最後に」

「最後に」

誰かが私を笑っている
向うでも こっちでも
私をあざ笑っている
でもかまわないさ
私は自分の道を行く
笑っている連中もやはり
各々の道を行くだろう
よく云うじゃないか
「最後に笑うものが
最もよく笑うものだ」と
でも私は
いつまでも笑わないだろう
いつまでも笑えないだろう
それでいいのだ
ただ許されるものなら
最後に
人知れずほほえみたいものだ

1956年 美智子作

 「在最後」

有人正在笑我,

或者在前,或者這裡,
都在嗤笑著我。
但也不要緊,
我走自己的路,
那些嘲笑我的人們也仍然
各自走著自己的路吧。
不是常常這樣說嗎?
「笑到最後
笑得最好」
可是我
大概永遠都笑不出來吧
大概永遠不能笑出來吧
其實這樣也好。
如果可以的話,我只想
在最後
不為人知地微笑。

1956年 美智子作(邱士杰譯)